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ノックス岐阜の当事者研究

こんにちは。ノックス岐阜スタッフです。

 

みなさんは「当事者研究」という言葉を聞いたことがありますか?

当事者研究とは、その名の通り

 

「自分自身で、ともに」

自分自身の研究をすること。

 

北海道の“べてるの家”で生まれたこの活動は、とってもユニークで、とっても魅力的なのです。

(ご参考まで、
当事者研究ネットワークより「当事者研究とは」→https://toukennet.jp/?page_id=56

 

ノックス岐阜では月に1度、当事者研究を開催しております。

そのときによって、参加される人数も、参加されるメンバーもさまざま。

利用者のみなさんは、「働きたい」という共通の目標を持っていますが、悩みは就職活動だけではありません。

 

人間関係のこと、家族のこと、将来のこと、疾病のこと。

誰にも相談できない悩みを抱えている人は、意外と多いものです。

 

当事者研究には、いくつかルールがあります。

(そのルールも面白くて素敵なので、ぜひご覧ください!
当事者研究ネットワーク「当事者研究の理念集」→https://toukennet.jp/?page_id=13989

 

ノックス岐阜の当事者研究では、まずは一人で研究を行います。

自分自身の困りごとを、自分なりに研究してみるのです。

 

次に、参加メンバーの研究をピックアップし、参加者全員で研究を行います。

  • どんなときに、そうなるのか?
  • なぜ、困っているのか?
  • その問題に直面したとき、どんな気持ちになるのか?

等、みんなで、ひとつずつ追究していきます。

 

自分のことを皆の前で発表することは、勇気が必要です。

自身が抱えている悩み事や困りごとであれば、なおさら言いづらいもの。

 

でも、そこにあえて挑むのが、当事者研究なのです。

自分の問題を、自分の中から取り出し、俯瞰してみる。

自分自身を責めるのではなく、その問題だけに目を向けてみると、不思議と見えてくるものがあります。

 

また、それを誰かに聞いてもらうことで、共感してくれる人がいたり、新たな気づきを与えてくれる人がいたり。

自分だけで抱えていた問題が、みんなに共有されることで、ふと軽くなることがあるのです。

 

これこそが、当事者研究の醍醐味。

そして、その醍醐味の面白さは、やはり体験してなんぼだと思います。

 

もちろん、当事者研究は、聞いているだけでもOK。

発言をしないという選択肢もありなのです。

 

プログラム「当事者研究」は、体験利用でも参加できます。

 

興味のある方は、ぜひ気軽に参加してみてくださいね。

 


 

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